メーカーよりこのような注意書きをいただきました。
写真では見づらいので書きます。
洗濯物から発煙・発火
～美容オイルなどが付着した洗濯物を洗濯し乾燥機を使用～
事故の概要
【事例①】乾燥中の衣類が燃え、乾燥機を焼いた。
【事例②】乾燥運転終了後、しばらくして洗濯物から発煙した。
事故の原因
【事例①】オリーブオイルのついた洗濯物を洗濯後に乾燥運転したため、洗濯物に残っていたオイルが酸化反応を起こして発熱して自然発火し、乾燥機を焼損したものです。
【事例②】オイルの付いた洗濯物を洗濯後、乾燥機で乾燥させそのまま放置していたため、洗濯物に残っていたオイルが酸化反応を起こして発熱し、洗濯物から発火したものです。
酸化反応とは・・・美容オイル（オリーブオイル・アーモンドオイル・グレープシードオイル等）、食用油、動物油などの油は、空気に触れると酸化して熱が発生します。この熱を酸化熱といいますが、酸化熱が蓄積して温度が上昇することで、自然発火に至ることがあります。
～再現実験～
美容油をしみこませたシャツを洗濯し乾燥機で乾燥させた。
↓
洗濯物を乾燥機から取り出して、放置開始。
↓
放置開始から２時間１６分後に自然発火。
↓
発火後、そのまま放置していると、洗濯物に全体に火が回った。
事故防止のために
◆美容オイル（オリーブオイル・アーモンドオイル・グレープシードオイル等）、食用油、動物油等の付着したものを乾燥機で乾燥させないでください。（油は水による洗濯でも完全に除去できません。）
・乾燥中に酸化熱が発生して、発火するおそれがあります。
・乾燥後、取り出した後でも長時間放置すると、残った油等が酸化熱により発火するおそれがあります。
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